WILD CATS BLOG

RMU長崎 GⅢイースタン 決勝観戦記 その1

例年よりも更に豪華な顔ぶれとなったRMU長崎GⅢイースタンの栄えある決勝進出者は

ポイント上位より(カッコ内は準決勝までの総合ポイント)

竜王丸選手(+112.7)
現在最も勢いのある選手の1人であり若手では実力No1と言っても過言ではない。
リーグ戦においてもR1昇格を視界にとらえており、公式戦悲願の初タイトル獲得に向けて盤石か。
しかし、気になるのはGⅡソルリアスの時と似た様な展開。。。
多々羅選手(+72.4)
競技歴も長く福岡県在住であるが、麻将連合μの公式戦へよく参加されており、
近年はRMU長崎の公式戦にも参加していただいている。まさに“東へ西へ”だ。
城島プロ(+63.0)
言わずと知れた麻将連合のプロ。
私自身はこの夏三度(雀ケン最強戦、博多山笠杯、今大会)も対戦させていただきいい経験となった。
並びは意識しないといけないが優勝も十分狙える位置につけている。
伊井プロ(+31.0)
RMU長崎プロの最後の砦となった。
ポイント的に優勝は厳しいが優勝の可能性がなくなっても普通に1着を狙いにくると思われる。

並びは、伊井-竜王丸-多々羅-城島 (右奥から)

東1局 ドラ:7 東家:伊井  8巡目
二三四五六②③④⑨⑨236  自摸:1
ここで聴牌の伊井の手が止まる。。。
三色の可能性を考えリーチするかどうかで止まっている様だが
三色になる為には①または4を自摸っても三面張のマチで高目安目があるので
Aルールで東家ということを考えれば平和だけではあるがリーチというのが
マジョリティではないだろうか。
結局はリーチ宣言するのだが同巡 北家:城島
配牌が  一四五七九⑦58東北北白中  から萬子に寄せきり
一一四五五七七八九九東北北  自摸:八  で聴牌。
四か東か?難しい判断ではあるが、打:四で一発放銃。

伊井の聴牌形を見てリーチ宣言までに間があったのを意外に思ったかもしれない。

東1局 1本場は伊井と多々羅の聴牌

東1局 2本場 ドラ:⑥  南家:竜王丸

④⑤⑥⑦⑦11223356  ロン:4
マチ牌である4-7は全体河に三枚出ているだけだが、城島が萬子一色及び東家 伊井の捨牌、
そしてトータルポイント首位ということからダマを選択。

西家:多々羅 14巡目

三三六八②③④⑦⑧⑨446
聴牌している竜王丸からドラ:⑥が捨てられるとチー。
⑨は切ることが出来ない為、場に一枚切れの4で放銃となるわけだが
竜王丸がドラ⑥を切るということは出上がりがきくヤミ聴が入っていると考えていいのではないだろうか?
多々羅としてはアガる為の仕掛けではあるが、下家 城島が萬子の一色に寄せているとはいえ
竜王丸の現物である六、八を切っていいのではと思う。
決勝のこの1戦、城島は放銃とノー聴で22700点となっておりこの局、城島がアガることより
竜王丸にアガられることのほうが展開的に厳しいのでは?
仮に城島に副露されて手出しで萬子が切られた後に竜王丸が萬子を掴んだら
竜王丸はほぼオリを選択するだろう。
北家:城島 最終的には以下となっていた
二二四四四五五七北北北発発

一方、東家:伊井  14巡目 カン8を自摸って聴牌

四五①②③22456789
全体河には六が二枚出ているだけだが聴牌した巡目及び城島が萬子の一色に向かっているせいかリーチせず。
伊井がもし優勝を考えているなら東場のオヤでひたすら連荘するしかなく
巡目、状況は関係なくリーチすべきではないだろうか?
たらればであるが、14巡目ということは。。。
聴牌している竜王丸がドラ⑥を自摸切った巡目。
伊井がリーチしていればいくら聴牌しているとはいえ、竜王丸が無スジのドラを切ることもなく
多々羅が副露することこともなかったのでまた違う展開になっていた。

東2局 1本場 ドラ:七 南家:多々羅

二三四③④⑤⑧⑧33445
自摸:五で三色確定、自摸:②で三色確定ではないが安目でも一盃口となる為
手変わりを待ってダマ。結局、5を自摸って1300-2600となるわけだが
この形でAルールならリーチをかけて竜王丸にプレッシャーをかけ
自摸ってオヤっかぶりさせたいと思うのだが、普段、麻将連合の競技会に参加している
多々羅らしい選択だと思う。
東家:竜王丸 配牌が
一三六七八八九②②⑦⑨566  第一打が6
この瞬間はロスが少ない打牌選択かもしれないが、7自摸ったら痛すぎる。
残りがカン張だらけの愚形が残ることを考えればこの6は早くないだろうか?
結果はあっさり3巡目に7自摸。結果論の一言で片付けていいだろうか?

東3局 南家:城島 ドラ:四 5巡目リーチ

二三四八八九九九11234
14巡目 西家:伊井が途中、間4ケンの⑤も切って追いつきリーチ
四五六七七七八九12356
裏ドラはのらなかったが3900点のアガリ。
途中八が出ていきそうな形になりそうだったが、自摸がかみあって放銃回避。

東4局 南家:伊井 ドラ:七  伊井の配牌が凄い。

七八⑤⑥⑦235789南南  2巡目にあっさり4自摸ってリーチ。

東家:城島  配牌が以下

一五八九九①②478発発中中
伊井のリーチを受けても無スジを切り飛ばしていく。
最終的に索子の一色形に寄せていくわけだが、絶好の5を自摸ったところで
対子だった九を切り放銃。
東場だけで城島の一色を何回見ただろう?
一発裏ドラがない自団体のルールのなかで二翻役というのを意識しており

それがここでも出てきているのではないだろうか?

東場が終わった。
準決勝まで卓内4位だった伊井がトップ、竜王丸は3着とはいえ多々羅とは2200点差の3位。
展開的にもいい、竜王丸がこのまま逃げ切り戴冠となるのか?
残すは南場のみ。
文責:岩村義久プロ

多井隆晴プロの何を切る問題

皆さんはじめまして。

RMU(リアル・マージャン・ユニット)の多井隆晴です。

WILDCATS様のオープン一周年を記念して

RMUとの何切るコラボが実現しました!

次回以降も実践的な何切る問題の出題と解説を

RMUの超個性的なプロ達(笑)がしますのでお楽しみに。
多井プロの何切る問題はこちら

東1局6順目 東家 ドラ 西

一萬二萬四萬五萬五萬六萬八萬八萬四筒六筒六筒七筒五索
ツモ
六索

 

 

カテゴリー

アーカイブ

リンク